50代オヤジのひとりごと

日常感じたことを書いてます。

CCNA試験

私はコンピュータシステム関係の仕事をしている。コンピュータ関係といっても、色々あるが、最初はプログラマーから始まり、その後、設計開発もやった。今は主にネットワークの運用保守の仕事に携わっている。社会人として働きはじめ、早30年以上経っているのか。そう思うと、つくづく時の経つのは早いものだ。

ところで、コンピュータ関係においても、色々な資格がある。一番有名なのは、国家試験である情報処理技術者試験であろう。この試験は、私が学生の頃からあった資格試験であり、年2回4月と10月に実施されており、今日は今年の春の試験日であった。これまで、私もこの試験を何度か受験したことがある。現在は、細分化され、12種類のカテゴリーに分けられているようだ。私の場合、受かったのは当時でいうところの第二種情報処理技術者試験(現・基本情報技術者試験)だけであった。別に資格がなければ、仕事に携われないわけではないが、この業界に永くいる割には、お寒い実績である。せめて、ネットワークスペシャリスト試験あたりに受かっていればと、思うことがある。

最近では、ベンダー資格といわれる民間の資格も色々ある。MicrosoftOracleCiscoなどが行っている資格試験である。私も1回だけ受けたことがある。それは、CiscoのICND1というネットワーク系の試験で、合格するとCCENTというエントリーレベル、つまり初心者向けというか、一番下位ランクの資格が与えられる。一般的には、もうひとつ上のランクにあたる、CCNAを持っていると、それなりに評価してもらえて、転職等にも有利に働くことがあるといわれているようだ。幸い、私はICND1に合格できたので、CCENTの資格は持っているのだが、CCNAに受かるためには、ICND1とICND2の両方の試験に合格するか、CCNA試験に合格しなければならない。

「一念発起して、CCNA合格を目指してみよう」と思ったことがある。しかし、試験についてネットで調べてみたところ、すぐに挫けた。2017年2月頃から受験料が値上がりしたらしい。今まででさえ、高額だったのに、更に値上げですか? CCNA試験の受験料は、なんと35,400円(税別)、ICND1とICND2はそれぞれ、18,000円(税別)で合計36,000円(税別)だそうです。しかも、ICND1とICND2は試験範囲が改正されたため、私が合格した試験との合わせ技合格は使えないみたいなので、合格するためには、ICND1とICND2の両方の試験を受ける必要があるみたい・・・ 貧乏人には、きついよね。落ちたら、35,400円以上が一瞬でパーですよ。ちゃんと、勉強して合格すればいいだけという意見も当然あるでしょう。ごもっともです。でも、萎えるわぁ・・・